2016/2/18 TU FUNK ALL STARS CON!CER-TU@六本木ブルーシアター
今回の東京遠征は、こっちのつよしくんライブに運良く当選したことから決まりました。
2月は仕事柄、一番忙しくて休みにくい月やし、キャパと日程考えても、まぁ無理やろうなーって思ってた。でもとりあえず駄目元で休めそうなところを申し込んだ訳ですよ。その日程がなんとまぁ、初日とオーラスw こりゃ絶対無理やなと思ってたら、まさかの初日当選で。有難いことにソロ運は割と良いんだよなぁ…肝心のきんきはなかなかピンとこないけど笑
そんなこんなで、当選メールが来てからずーっと楽しみにしてた今回のライブ!
まず六本木ブルーシアターってどこやねん、から始まり。チケット届いてから調べてみたら24列しかないことを知り。改めてめちゃくちゃ小さい箱やなぁと。
六本木で降り、ちょっと道に迷うというハプニングもありながら(笑)、なんとか到着。確かにちょっと遠かった。あ、行く途中に東京タワーがとても綺麗に見えました。ビルの間からすこーんって抜けるのが良いね。
チケットもぎる手前にお花がありました。カロヤンとブンブブーンからも来てた。で、もぎられてから手荷物検査、それを通って中に入ってから物販、というなんともすごい順序w
ライブ会場での物販ってダメだね、理性が飛ぶ。今回はペンラ買わないって決めてたのに、結局全グッズ買ったもんね(笑) でもだって、ソロのグッズはクオリティ高いんだもん!買いたくなるよ!今回は奴さんいなくて狐さんやって、これまた可愛いんだ!反則!
そしていよいよ会場入り。狭い!近い!ステージそこやん!と思いながら、自分の席に。今回は前からも横からもちょうど真ん中くらいの席だったんですよ。この席運が、後に一生の思い出作ってくれることになるなんて……!
ミラーボールが回ってて、ステージ上にはたくさんの楽器が置いてあって、まさにライブ会場!って感じ。もともと仄暗い感じやったけど、バンメンさんが出てくるのと客電がじんわり落ちるのがほぼ同時。始まる!ってワクワクし始めたときに、ふわっと、ほんまにふわっとステージ下手からつよしくんが登場。準備できてなかったから、会場からは歓声というよりも悲鳴があがるw いやぁ、シルエットだけでもかっこいい。今回ジャケットっぽいの着てたし、最初はグラサンかけてたしで、滲み出る「雄」感。つよしくんは本当いろんな顔持ってるからなぁ。
ライブは本当に楽しかった!正直わたしはつよしくんのソロ、特に、しゃまになってからはあんまり聴き込んでない。開けてないアルバムもあるくらいで。つよしくんは好きだし、好きな人の好きなことは応援したいけど、自分の趣味とはあんまり合ってないというか。拒絶するわけでもなく、かといって、無理に愛そうとしなくてもいいのかなぁって。ただそこに在る、そんな自然な感じでいいんじゃないかなって、思ってたりする。
だから楽しめるか、ほんのちょっとだけ抱えてた不安は、気付いたらなくなってた。エンドリさん名義の曲もたくさんしてくれて、イントロ聴いて自分が思わず叫ぶなんて思ってなかったw 音楽って知らず知らずの内に身体に染み込んでて、思い出が一緒に蘇ってくるんだね。タンクで聴いたなぁとか、昔の雑誌でこんなこと答えてたなぁとか。
今のつよしくんは、心から楽しそうに音楽をしていて。信頼できる仲間たちと、本当に楽しそうに。よかったね、って思いながら見てた。メロディーに乗せて「生きててよかった」って言葉を聴ける日が来て、本当によかった。
これだけの日を跨いできたのだから、がとても響いた。彼にとっての今は、跨いできた「これだけの日」があって掴んだ今なんだなって。そこに立ち会うことができて、彼の人生とわたしの人生が交わうことができて、幸せだと思う。
「僕に依存しないで」って最近よく耳にするけど、依存はしてない。わたしはわたしで勝手に生きてて、あなたを勝手に大好きだと思っている。勝手に、あなたの幸せを心から願っているよ。
……と、そんな感傷に浸りながら、男前なパフォーマンスにも溺れてた。もう感情が忙しいわ!笑
身体で音を楽しんで、リズムをとる姿がかっこいい!Clap your mindの自分、客席、胸、を順に指差す振りがめちゃくちゃかっこいいの!ここは絶対映像に残すべき!あとブルベリのカウントね。ジャンプの回数を立てた指で教えてくれるんだけど、後ろを向いて会場全体に見えるように挙げた右手を左までぐるっと回すの。もうそれがかっこよすぎて!あとあと新曲のT&Uの振りもかっこよかったなぁ、Tの時に自分を指差すのね。そのあとand Uで会場を指差し。これがまぁかっこいいんだわ!語彙力足りんわ!身体をちょっと捻ってね、リズム取りながら、男らしく指差すのよ、もう!悔しいくらいかっこいい!
で、何より近い。全体的に近い。肉眼でくっきりつよしくん見えちゃうんだもん。なんかライブ映像見てる感覚だったわ。
あと照明も素敵だったなぁ。特に恋にも愛にも染まるような赤がね、タイトルの通り赤色の使い方が上手だった。サビの最後にステージが赤く染まってくのね。あれ良かったなぁ。
とまぁ、もうここまででかーなりお腹いっぱいだったんだけど。アンコールでね、事件は起きるわけですよ!
「セッションするね」って始まったんやけど、正直ね、これもそんな好きじゃなくて。ていうか今まで楽しみ方がわかんなかった、って感じかなぁ。あくまで楽しそうなつよしくんを見る時間って認識だった。だって彼の一番の魅力は、ボーカルだと思ってるから。声が一番惹かれる楽器なの。でもでも、今回は割りと近くで楽しそうにバンメンさん達とセッションしてる様子が見れたから、いつもより楽しみやすくて。あとはその前のMCで「ファンクは一緒に音を鳴らすという感じ」「一体感とはまた違う。一体感を作ることはそんなに難しいことじゃないんだけど、そうじゃなくて、一緒に鳴らす。楽器は持ってないけど…なんかそんな感じ」って言ってて。自由に、一緒に、音を楽しめばいいのかなぁって思えてたから。
だから端から楽しんでたんだけど、まさかね、途中でね、ステージ降りだしたんだよあの子!
今回の席、センターブロックの通路側でね。ステージ上にいる時もちょこちょこ下手に来てくれてたから、通路に少しだけ身体を出して覗くと、すこーんとステージ上のつよしくんが抜けて見えるからなんかドキドキしてたのよね、その時点で。それがですよ、降りてくるんだもん。
好きな人が近付いてくる、のに。あ、ダメだって思った。畏れ多いというか何というか。こわい、ってなった(笑)キャー!とか触りたいとか、無理。神々しくて、近寄れない。…なんて馬鹿なことを真剣に思った瞬間だった。
ゆっくりギター?(ベースかな?)掻き鳴らしながら歩いてくるつよしくんがね、まぁかっこよくて。手を伸ばせば届く距離とかいうけど、通ったの真横だからね。伸ばさなくても届く、むしろ引っ込めたよ手は。ステージ上でネタにしてたけど、ほんとに顔小さかった。つよしくん相手にそんな感想持つなんて、失礼かもしれないけど、思ってもみなかった。ごめんほんと。でもさ、やっぱり相方さんが2.5次元みたいなところあるからさ。つよしくんは普通の人だと思ってたの、悪い意味じゃなくてね。
真横で見たつよしくんは、やっぱりアイドルだった。かっこよかったなぁ、顔小さかったなぁ、美しかったよ。
それで何より震えたのがね、2列後ろが通路だったのさ。そこでね、止まったの。後ろ向いたらもう目の前だよ目の前!ギターに繋がったコードの関係もあったんだろうね。いやほんと近過ぎて、息が止まった。でももう変に冷静でね、浮いてる手の血管みたり、衣装こんなんやったんやとか、イヤモニいつもと違うやつかなって観察したり。あ、途中で左耳のイヤモニ外れてさっと付け直したのクソかっこよかったな、思い出した。
それでね、もう時間の感覚飛んだけど、最後らへんでステージにいる、きっとバンメンさんに視線を送ったんだろうけど、そのためにふっとあげた目が!もう!…死んだ、男前過ぎて死んだ。惚れた。惚れてたけど、惚れた。
とまぁ、あとでTwitterみてたら賛否両論あるつよ散歩でしたけどね、初日はわたし見てる限りでは変なファンもいなかったように思ったんだけどなぁ。みんなお行儀が良いというよりは、いざ近くに来られると神々しくて畏れ多くて近寄れない、っていう同じ感想なのかと思ってたw
最後のトークというか挨拶もね、相変わらずかっこいいわ、素敵な説法聞かせてくれるわ、まったり自然体な姿見せてくれるわ、ほわほわ笑顔いっぱいだわ、カオマンガイ知らんファンにぷんすかする顔も見れるわ、で最高だったし、みんながちょけてなかなか締まらないから「もうおわられへんやーん!」ってリアル地団駄踏んだ36歳男子の可愛さに慄いたよね。
とにかく、本当に楽しいライブだった。つよしくんをあの距離で見れた感動と思い出は、一生大切にしよう。
2016/2/18 SHOCK@帝国劇場
久しぶりの帝劇SHOCK、堪能してきました。
2階サイド側。良席とは言えなくて、舞台前方に出てきてくれると前の人の頭とどうしても被っちゃう時もあったけど、それはまぁ置いておいて。
ライバル役ヤラ初めてやったのよね、意識してなかったけど。ここのところ大阪で観ることしかなくて、ウチばっかりやったからなぁ。
何かで見かけたライバル役分析(?)で、ヤラは技術・パフォーマンスでいえばコウイチに負けないけど、スター性に欠ける。ウチは逆に持って生まれたスター性や人を惹きつける力はあるけど、技術不足や人としての幼さが欠点。…みたいなのがあって、それ読んだ時にも、なるほどなぁって思ったけど。それを実感した公演やったなぁ。
屋良っちの演じるライバル役は、コウイチに対する対抗心が弱い気がしてしまった。自分一人だけのし上がってやる!みたいな想いというか熱さを感じなかった。でもそれはある意味で、ヤラの持つ冷静さが良い味出してるとも言えるのかなぁ。…ウチの感情的な熱さに慣れてしまったのかな。
でもさすがに屋良っちのダンスは素晴らしかった。踊りの時はコウイチも見たいしヤラも見たいしで、目が大変やった。ライバル役があれだけ技術あると、コウイチの踊りもまた一段と映えるよね。2幕の二人で上下になって踊るやつ、夢幻やったかな、あれの完成度半端なかった。美しかったもんなぁ。
あとは何よりシェイクスピア劇の素晴らしさな!リチャードのシンクロがとても心地良くて、このしっくりくる具合は内くんじゃなかったなぁって思った。
ここまでこーいちさんのこと何にも語ってないな(笑)
こーいちさんは、前日から風邪気味のようで、声がどうも本調子じゃなく。ちょっと残念やったなぁ。特に1幕が大変そうやった。オフの劇場で千秋楽終わって幕が降りた瞬間、咳き込んでたからな。出てないわけじゃないんやけど、声の伸びが…うーん。
オンの楽屋のシーン、鏡台前に座ってめっちゃ水飲んでたのも衝撃。半分弱くらい飲んでたからな。階段落ちも、なかなかしんどそうやった。喘ぎ→息止まり→咳込み、が痛々しくて。
でも、2幕からはちょっと戻った感じ。何よりやった。
今年のリカちゃんは若いね、とにかく。肌のハリが違った(笑)そして何よりお胸が…ねぇ←
言葉あれやけど、ソリタリの黒ドレスがもうエロかったよね。谷間すごかった。なんの話や。
ちょいとボーイッシュな感じで、声は安定しててよかったんやけど…彼女は、コウイチに夢中な感じが薄かった気がするなぁ。滲み出る若さからか、一人でも生きていけそうな強さがあるわけではないんやけど、男に頼って生きてく感じじゃないのよな。だからヤラに対しての素っ気なさが際立たないというか何というか。ただの性格に感じるのよな。
こんだけ文句っぽいとこばっか書いたけど、満足はしてるのよ!説得力ないけど!
こーいちさんのリチャードは相変わらず恋しかけたし、ハムレットの衣装が黒で両腕のとこがマント風に変わってたのもテンションあがったし、コウイチのフライングは相変わらず美しくて気持ちよさそうやったし。
来年は、また地方公演復活かな。SHOCKばっかりになるこーいちさんは正直ちょっと寂しいし、体力もそろそろ大変そうやな感じやから、あんま無理はして欲しくないけど。
彼のライフワークで、大切にしてる舞台は、やっぱり同じように大事に思いたいよ。
とにもかくにも、良いショーだったわ!